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ハノイから今度はクアラルンプールへ飛び出してしまったそのこのひとりごと。 よかったらおつきあいくださいな。
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Posted : 2006/11/24 19:08


(ネタばれになるかもなので、読んでない方は読まないほうがいいかも)
原作を読んだ後、映画も見ました。

原作は「大人のおとぎ話」って感じ。透と耕二の二人の20代の男の子がそれぞれ夫のいる詩史、喜美子という女性と恋愛をするんですが、この2組のカップルも対照的でした。
詩史がいないと世界が回らない透。
喜美子以外にも恋人のいる耕二。
現実味のある恋愛は耕二と喜美子かなあ。というかきっと私は喜美子のようになってしまうだろうな。
詩史は私から言わせると男性的な気がする。
夫との関係も壊さず、透との恋愛も詩史がリードしている、どこか理性的な感じ。
江国香織の日本語の美しさも手伝っておとぎ話になってます。

ここからは映画の方のお話。
原作に比べてちょっと下世話になってる気がします。
まあ、原作に忠実すぎると「そんなんあらへんわー。チッチキチー」という映画にもなる危険性もなきにしもあらずだけど。
原作にはあまり触れられていない詩史の夫や、透の母にもスポットが当たってるので「まあ、実際こんなことがあったらこうなるわいなー」というストーリー展開でした。
ちょっと原作の純粋な部分が抜けちゃったかなあって気もするけど。
これはこれでよくまとめてあるかなあって気がします。

私としては映画のキャスティングを頭に浮かべつつ原作を読むことをお奨めします。岡田君や黒木瞳の美しさにわが身を振り返ってため息をついたのでした。後、喜美子役の寺島しのぶの鬼気迫る演技も拍手物でした。



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読んでみます
映画はちょこっとテレビで見ました。
岡田くんかわいーとか思いながら・・・
 うん、頭に浮かべて読んでみよう
kanchi 2006/11/25(Sat)21:01 編集
Re:読んでみます
岡田君、かっこよかったです。惚れました。
ぜひ読んでみてください。江國香織なら「きらきらひかる」もおすすめですよ。
sonoko   2006/11/26 00:49
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